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アソビューの地域活性 vol.1 ~鳥取県観光連盟様~

ケース・スタディ

販売データから注力ポイントを分析。
二人三脚で取り組む体験×観光振興

アソビューでは、様々な地域とともに体験を活用した観光振興に取り組んでいます。これまで関わったエリアは150以上!地方創生の高まりを受け、ますます注目される、観光による地域活性。今回は、「鳥取県観光連盟様」の事例をご紹介します。

<事業の背景>
鳥取県とアソビューの特別なつながり

実は、鳥取県とアソビューは特別なつながりがあります。アソビューが地域活性に本格的に取り組むきっかけのひとつが、鳥取県南東部の山間の町・智頭町でした。当時、観光資源が豊富とは言えなかった智頭町は、町の最大の魅力である豊かな森林を生かした体験プランをasoview!で販売。町を挙げて体験プランの充実を図り、WEBを使って全国に販売する取り組みは、全国的にも先進的な事例として注目されていました。
そんな「体験×WEB」での地域活性を県内全域に波及させ、鳥取県の主要観光スポットである砂丘のある県内東部だけでない、鳥取県全体の活性化に取り組んだのが今回の施策でした。

<地域の課題点>
スピーディーな体験プランの情報更新、データによる現状把握の不足

今回の施策に取り組む前から、鳥取県観光連盟のHPでは観光情報紹介と合わせて体験プランを紹介していましたが、ある課題を抱えていました。
「1つ目は、地域内で民間事業者が行っている体験プランを最新の情報で発信することが難しいという点です。アソビューは地域事業者と直接やりとりをしているので、運営しているプラットフォーム上にある体験プランの追加や更新等の情報を最新に保つことができています。2つ目に、連盟HPで紹介している体験プランは、各体験事業者のHPや電話番号等を掲載していますが、その場で予約ができるわけではありません。そこに予約に繋げる導線を整備することで、閲覧状況はどうなのか、実際に予約が入っているのか、どのようなプラン・エリアが人気なのか、全体の一部ではありますが、これまでできていなかった現状把握ができるようになりました。」(鳥取県観光連盟様)

いつ・どこへ・誰が・何を求めて訪れているのか、現状が把握できないまま振興に取り組んでも、不要な労力がかかってしまいます。資源・財源が限られる地方だからこそ、現状を把握し、選択と集中を行うことが効果的な地域活性につながります。そのため、鳥取県観光連盟様では定量的なデータの把握のために、体験プランのWEB予約導線の整備・把握が可能なasoview!での情報発信に取り組みました。

<成果>
二人三脚で取り組む確かな打ち手。
asoview!での申込人数は前年比1.7倍に

2015年から始まった事業は2017年で3年目。初年度は地元の事業者様(パートナー)の着地型観光への理解を促すセミナーも開催し、徐々にasoview!での体験プラン販売数を増やしていきました。
「まずは体験プランを販路に載せ、定量的なデータをもとに現状把握を目指しました。体験プランの販売数・集客数・売れ筋プランの傾向など、定量的なデータをアソビューと一緒に分析しながら改善策を練っていきました」
体験の紹介だけではなく、予約まで行うasoview!だからこそデータが蓄積し、地域の現状を可視化することができる。その販売データに基づいて適切な打ち手を講じたことで、asoview!での申込人数は前年比1.7倍に。

鳥取県のアクティビティ
鳥取県のアクティビティ

「また、体験事業者とのつながりもasoview!の強みです。asoview!での販売に際して、電話などでのサポートはもちろん、改善策をとる際にも地域に入り込み、事業者との対話をもとに事業を進める、地に足のついた姿勢に安心しました」
例えば体験プランの申込数について、2016年は地域全体では前年比増となりましたが、一部の体験事業者では横ばいのままでした。電話や対面でヒアリングをすると、一部フィールドの関係者から受入れ数が上限に達していることが判明。この結果を受け、2017年は体験を軸に県内を周遊する記事を作成し、温泉や食事など他の観光資源に繋げることで、観光全体の活性を図ろうという施策に転換をしていきました。この転換によって生まれたのが、鳥取県全域の体験プランと観光をまとめて紹介する特集ページです。
鳥取砂丘はもちろん、美しい海・豊富な海産物(特にカニ!)・日本名峰ランキング上位3位に選ばれる大山など、多彩な魅力に溢れた鳥取県の魅力を、体験と食・宿泊の組み合わせで余すことなく紹介しています。https://www.asoview.com/brand/tottori_2017/

特集ページ その1(※画像をクリックすると特集ページに遷移します)
特集ページ その2(※画像をクリックすると特集ページに遷移します)

<これから>
2年間の事業で地域にも変化が。
3年目は「体験」を切り口により一層「周遊」を促す

「体験を軸にした誘客は一定の成果が出たと思います。2年間、二人三脚で取り組んできて、一部の事業者では申込を増やすフェーズから、更なる顧客対応を行うための人材採用等へ課題が変わってきた。これは良い兆しだと思います」
現状を把握し、PDCAを回して改善を繰り返す。その結果、県内でも地域間の集客格差が少しずつ改善し、取り組みのフェーズも着実にステップアップしています。「体験」を切り口とした「食・宿泊」など、観光のその他領域とより一層連携を図り「周遊」を促せるようにしていきたいとのこと。
「アソビューは、国内旅行市場やインターネット・SNS市場、他地域の体験の動向等から、本県の本質的な課題設定をして、適切な打ち手を提案されました。今後も、地域の期待に応え続けてほしいと思います」

プロジェクトメンバー

大城 翼
大城 翼
宮崎 共生
宮崎 共生