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地域に眠っている観光資源を活かして鎌倉にグランピングリゾートを作った話。

REPORT

アソビュー初のリアル店舗への挑戦。8月末までの運営を持って今年度の営業は終了し、無事原宿オフィスに戻って参りました!
前回のブログでは、リアル店舗を運営した背景や、実際の設営の様子をお届けし、第二弾の今回は、リアル店舗を運営してみた結果、どんな成果が得られたか。お客様には本当に楽しんでいただけたのかを、エピソードとともにお伝えします。

1.地域に眠っている観光資源をリブランディング

多くの地域が抱える悩みの一つに、「あの頃は良かった」「元気がなくなった」という「観光客の減少」があります。今回の取り組みの舞台である腰越海水浴場も、まさに同じような問題を抱え、未来に向けたブランディングのご相談がプロジェクト発足のきっかけでした。
腰越は漁港が近いので、しらすを食べに来る観光客や、穏やかな波に乗る初心者のサーファーはよく見かけます。一方で、海水浴離れにより、海で遊ぶのは数えられる程度の人数でした。
私たちは、企画を詰めていく上で、何度も腰越に通い、海で感じることを議論しあい、目に見えるものだけではなく、匂いや、聞こえてくる音。朝の海の表情と夜の表情。あらゆるものを感じながら、私たちが出した答えは、クラブ化で成功した海とは真逆の、ラグジュアリーな大人空間の演出でした。中にいると気づくことのできない観光資源と向き合い、注目度の高いグランピングとの融合がこの地域に新たな風を吹かせてくれました。

2.ロケーションを活かした非日常の演出

日中は、高級感のある本格的なBBQ。夜はライトアップされたテントと、バンブートーチやランタンで灯りを灯しながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
そして、何と言ってもこの土地ならではの観光資源は江ノ島を一望できること。ちょうどいい距離感に江ノ島が浮かび、島国の特権を凝縮したロケーションが腰越にはあります。
ご来場いただく多くのお客様から、腰越ならではのロケーションとさらに魅力的に演出した大人空間はご評価いただくことができました。
中には、千葉の海でもやってほしい、来年もまたきたいとご期待いただくこともありました。

3.大人が幼少期を思い出す、海に行くきっかけづくり

非日常感を演出したことにより、ご来場いただくお客様も「海好き」だけではなく、海から遠ざかっていたお客様も足を運んでくれました。
実際にアソビューで働くエンジニアも、15年ぶりに海に遊びに来てくれたようです。アソビューは、「ワクワクを すべての人に」をミッションに掲げておりますので、ゲストのワクワクを身近に感じることのできる大変貴重な取り組みとなりました。
今回のGLAMPING@BEACHは、100年に一度の悪天候と言われた中でも、1ヶ月半の営業期間中に約800名のお客様にご予約いただきました。その他にも当日飛び込みでご利用いただいたり、近隣住民の方の中には毎晩お散歩ついでに立ち寄ってくださる方も見られました。ご利用いただいたみなさま、ありがとうございました!
アソビューは、地域に眠っている資源に着目し、地域住民と磨き上げ、人の流れを作ることをお手伝いしています。これからのアソビューの取り組みにもぜひご注目ください!